100万回よんだ本

恩田陸『蛇行する川のほとり』



『木曜組曲』にひきつづき、かなりの一気読み。
おもしろかった。
『木曜組曲』の時も思ったことだけど、視点=語り手が変わりかたがおもしろいし、うまい。

中学生の頃、わたしの見た夢はわたししか知らない風景なんだ、わたしが死んだらこの記憶はどこにもなくなっちゃうのかな、なんてお年頃らしいセンチメンタルなことを考えた。でも少しして、夢だけじゃなく現実にあったことだって、私の視点から見ているこの風景は私しか見ていないんだってことに気づいた。
同じ体験をしていても、見ている場所も記憶の仕方も違うのだから、単純に同じとは言えない。でもそういう他人の視点を見ることは難しいと思うんだけど、それをいとも簡単にやってのける人だなと思う。
もちろん作家さんはみんなそれを想像力で書くのだろうけど、それにしても、各登場人物の価値判断の基準が明らかに違って描かれてるのがおもしろい。


それから、わたしは文庫じゃなく単行本で読んだんだけど、酒井駒子さんの絵の表紙と、中にも絵が折り込みで挟まれていて、贅沢。
どうやら文庫の表紙もそのままのようだが、果たして中の絵はどうなのだろう?
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# by mari_air | 2008-07-28 07:43 | 文学

恩田陸『木曜組曲』

木曜組曲』を読んだ。
おもしろかった。
詳しくはAir*Logに書いたので、こちらにて。
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# by mari_air | 2008-07-28 07:33 | 文学

幸田文の箪笥の引き出し(新潮文庫)青木玉



作者の青木玉さんは、幸田文の娘、幸田露伴の孫。
一緒に過ごした家族の思い出を、きものにまつわるエピソードで綴る。
幸田文さんの『きもの』を読んだ時と同じく、物や人との付合いかたを改めて考えさせられる本。
『きもの』は幸田文の自伝的小説なので、お母さんとなった文さんの話は、主人公の「るつ子」ちゃんのその後の話を聞いているようで、会ってもないのに懐かしい。

かなり好きな本です。
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# by mari_air | 2008-02-12 03:18 | 着物

きもの365日 (集英社文庫)群ようこ




ときどきしか着物を着ない(けど着物好きな)群ようこさんが、毎日のように着物で生活することに挑戦する、という出版社の企画の、一年間の記録(日記)。月毎に1枚以上写真があって、細かくコーディネイト内容が記載されている親切設計。
群さんが想像以上に、気持良さそうに着こなしてらっしゃったのに驚いた。
「失敗談も包み隠さず書かれており・・・」というレビューがあった。確かに赤裸裸に書かれているが、その失敗と解決法のレベルが(考え方もお値段も)高いので、着付けができない初心者には参考にならないことも多いと思う。「毎日着物で生活しようという初心者」には非常に参考になる。
わたしはお針子生活も、経済的にも、「きもの365日」生活に入るのはまだまだ先だな・・・とこれを読みながら改めて思ったのだった。
要するに、毎日のように着るためには、どこかで妥協して手を抜かなくてはやってられない。その、どこを抜いてどこをちゃんとやるか、という線引きをするのには、数着るしかないのだ。
群さんが、「無理をしない」「かっこつけない」ところがいい。
(まだ途中、あと3日分くらい・・・)
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# by mari_air | 2007-12-30 15:56 | 着物

帯結び100選—笹島式決め技の極意 (家庭画報特選)



人に着付ける方式で書かれているので、自分でやるには応用が必要ですが、
とにかく細かくコツが載っていて、すばらしい参考書。
プロってすごい・・・と何度も思いました。
女性の帯だけでなく男帯・たすき、羽織紐・帯締・袴、ありとある「結ぶもの」の方法が載っている。きっとこれ、一生手放さない本だ。
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# by mari_air | 2007-11-08 23:29 | 着物

安野モヨコ 「美人画報 ワンダー」



とき緒さんが、「着物について書いてあったから買っちゃった」と貸してくれた。
安野さんは幼児から大人まで、ファン層が幅広いね。
うちの姪も「シュガシュガルーン」大好きだし、同世代の人は「さくらん」あたりかな。
モーニング連載の「働きマン」で男の人にも認知されてるし。ドラマになるから余計にか。
このシリーズはちらちらと立ち読みしたことしかなかったので、ちゃんと読んだら、パワフルでよかったです。
わたし好みの絵を描く、おおたうにさんにもちょっと似たテイストの人。
こんな風に、大人になっても、(決して若ぶるのではなく)かわいさとか、女の子らしさとかを持ち続けていたいものだなー。
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# by mari_air | 2007-10-16 02:30

勝田小百合「アンチエイジングの鬼」

アンチエイジングの鬼


わたしが美容本をすすめるなんて(笑)
小百合さんは、昔共演したことのある女優さんで、現在カイロプラクティックの先生です。
プロフィール写真見たら、知ってる人はわかると思います。今も若々しく、きれいです。

知らない間に、アンチエイジングの知識豊富な、人気ブログの持ち主になってました。
昨日一気読みしたんですが、とてもおもしろかった! 目から鱗どころかもう・・・!!
この本も、彼女のプロデュースする化粧品も買ってみたいと思います。

※ちなみにその同タイトルの人気ブログはこちら
アンチエイジングの鬼
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# by mari_air | 2007-08-09 01:08

きものの常識と着こなし 保存版 — きものに強くなる

きものの常識と着こなし 保存版—きものに強くなる(画像なし)

「きものサロン」の家庭画報のムック本。
3年前に着物を着始めた頃買って、いまでもわからないことがあると読み返す本。
まさに保存版だと思います。
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# by mari_air | 2007-02-09 03:28

佐野洋子 「100万回生きたねこ」



いわずと知れた名作。
家にもあって、何度も読んでるのに、書店で立ち読みしてまた泣くという(笑)、危険な絵本です。人に贈ったりしているので、10冊くらいは買ってるんじゃないかな?



さっき知ったけど、Special Boxっていう、ぬいぐるみと佐野洋子さんの直筆サイン入りのがあるらしい。

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# by mari_air | 2007-01-27 00:00 | 絵本

InRed特別編集 着物倶楽部



欲しい本。なんだか評判がよいので。
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# by mari_air | 2007-01-19 21:48 | 着物



読んだ本メモです。100万回は読んでません。大好きな絵本にちなんでつけました。画像をクリックでAmazonの書籍情報に飛びます。
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